翔は、言葉で会話をする事は出来なかったけど、こちらの言う事は全部ではないけれど理解は出来ていました。
小学2年生になりたての春、お昼休みの時間に翔の同級生の男の子が翔の所に来て、「翔くんあ行教えてやるからな〜。あって言ってみ。あは?」
翔「あ」
男の子「いは?いって言ってみ」
翔「い」(いって聞き取れる発音)
こんな感じで、男の子が翔に、あいうえおを教えてくれたら翔は、あ〜おまで聞き取れる発音で言えました。
男の子「翔君のお母さん、翔君に勉強教えなきゃダメだよー!またオレが翔君に教えに来てやるからなっ。次はか行なっ」って言って教室へ戻って行きました。
この男の子は、小学校に入学してから翔に出会った子です。保育園の時は、子供たちに翔の事を聞かれたけど、小学校に入学してからは、同じ保育園だった子達が、同級生達に翔の事を教えていたみたいです。
翔の同級生たちは、今頃は、どんな大人になったかな。人を排除しない優しい大人になってると良いな。
↑翔6歳10ヶ月。(小学1年生)
群馬県桐生市の桐生が岡動物園へ秋の遠足で行った時の写真です。
翔は、ママが運転する自家用車で皆んなのバスの後ろをついて行きました。
翔が熱を出したので途中で帰ったけど、子供達と楽しんでいました。