翔の脳のこと

翔は、1歳2ヶ月から女子医大を定期的に受診しました。初診の時、主治医から脳のMRI画像を見て、水頭症になりやすいタイプと言われました。

1998年2月の時に、女子医大では、水頭症になりやすいタイプの福山型の患者さんが、翔を含めて5人いるという事でした。5人のうち、1人は手術をして、1人は手術をするかどうか検討中で、1人は、1歳前に肺炎で亡くなって、1人は経過観察中で、もう1人が翔です。翔の場合は、髄液がけっこう溜まっているけれど、頭蓋骨と脳の間にすき間が空いているので、経過をみていく事になりました。通常は、年1回脳のMRI検査をして、頭痛がしたり、吐いてしまう場合には、その都度、脳のMRI検査をしていきましょうという事でした。

検査の時は、眠くなる薬を飲ませて眠らせて検査をするのだけど、赤ちゃんの時は外来で検査出来たのですが、大きくなってからは、僕は絶対寝ないからねってな感じで、全く寝なくて外来でのMRI検査は出来ませんでした。検査入院して、麻酔で眠らせて検査をしていました。

幸い、翔は水頭症の手術をしないで済みました。

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↑翔2歳11ヶ月

群馬の病院の外来のMRI検査では、眠くなるシロップの薬を最大限飲ませて、座薬も最大限の量を入れても眠ってくれませんでした。

半日粘っても寝なくて、検査をせずに帰りました。

帰りの車中では、舌根沈下でおおいびきをかいて爆睡でした。