妊娠中の時のこと

私は、双頸双角子宮という子宮奇形を持っています。この子宮は、一つの子宮が子宮壁で左右に分かれてしまっている子宮で、子宮口もそれぞれ一個ずつ計二個あります。出産した病院では、この子宮の患者さんは早産予防の治療をしても全例、妊娠8ヶ月で緊急帝王切開になるそうです。

妊娠中は、入院が多くて大変でしたよ。

妊娠初期は、悪阻になってしまって16日間入院しました。

妊娠中期は、やっと悪阻が落ち着いて安定したマタニティライフを送っていました。逆子だったのですが、妊娠6〜7ヶ月の時に赤ちゃんがグルンと大きく動いて治ってしまいました。

妊娠7ヶ月の時に、お腹のあちこちが痛くなって3日間入院しました。この時から、早産予防でお腹の張り止めの薬(ウテメリン)を処方されて飲んでいました。

妊娠後期は、妊娠30週(妊娠8ヶ月)の時に、安静にしていてもお腹が固く張りっぱなしになって、切迫早産の診断が出て、出産して退院するまでの58日間入院しました。

切迫早産予防の点滴治療が辛かったです。血管がもたなくて、漏れてばかりでしょっちゅう針の差し替えで、痛くて泣いていました。

妊娠性の湿疹にも悩まされましたよ。太ももからお尻にかけて、湿疹が出来て、皮膚科で診てもらい塗り薬を処方してもらって落ち着きました。

入院中は、辛いことばかりではなかったです。同室になった長期入院中のママさんたちと仲良くなって、励まし合いながら楽しんで過ごしていました。

妊娠37週(妊娠10ヶ月)で帝王切開で出産しました。主治医からは、この子宮で妊娠10ヶ月までもった人は、てるママさんしかいないよ。よく10ヶ月までもったねー。と言われました。

逆子が治った時に大きく動いたのだけど、この時以降はほとんど動かなかったんです。胎動が弱かったのですね。だから10ヶ月まで子宮がもったのだと思っています。

出産予定日のこと

翔は、総合病院で出産したのだけど、その前に個人産院を受診して、出産予定日が12/24って計算してもらっていました。先生とウマが合わなそうだったので、総合病院に行きました。

総合病院では、何週間か通ってやっと12/30の予定日になりました。切迫早産で入院中に、主治医から、クリスマス頃だね。と言われていたので、出産予定日は12月24日にしておこうと思います。

出産予定日がクリスマスイブだなんて、素敵ですね!

 

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↑1996.6.26 妊娠4ヶ月

超音波の時に、こっちを向いてくれました。