翔が2歳頃、女子医大の受診時に、主治医に熱性痙攣の事を伝えたら、一度でも熱性痙攣を起こした事がある場合には、発熱時にダイアップ座薬を入れて痙攣予防をした方が良いという事で、2歳以降は37.5度以上の発熱時に痙攣予防でダイアップ座薬を入れていました。
翔は、生まれてから毎年ゴールデンウィーク頃に、気をつけていても大きく体調を崩していたので、この時もいつ発熱するか気にかけていました。
保育所に通い始めて1ヶ月半、5歳5ヶ月後半になった時、いきなり39.8度の発熱で体調を崩しました。
いつもは38.6度くらいの熱なのに、40度近い高熱で顔色も悪くて、ママは慌ててしまい、ダイアップ座薬を入れずに伊勢崎佐波医師会病院へ連れて行きました。
診察時、先生から、ダイアップいれておく?って言われたのに、ママは、家に帰ってから入れるなんて言ってしまいました。
診察後、帰りに病院の駐車場で、翔を車に乗せてママが運転席に座り、後部座席の翔を見たら痙攣していました。
動かしてはいけないんだけど、この時は顔色も悪くていつもと違う様子だったので、すぐに翔を抱っこして受付に伝えて、救急室へ連れて行きました。
すぐに先生が来てくれて、痙攣を止める処置をしてくれました。
この時の熱性痙攣は、30分位続いて、強い痙攣止めの薬をいくつか使ってやっと止まって危なかったそうです。
先生から、福山型はいつでも命の危険がある事を留めておくようにって言われました。
ママは、うなづくだけで精一杯でした。
この時は気管支炎で、11日間の入院でした。
熱性痙攣重積の後遺症も無くて良かったです。
↑翔5歳5ヶ月
群馬県 伊勢崎佐波医師会病院入院中。
小児科 坂内優子先生(現在、坂内小児科医院:副院長)と
福山型筋ジストロフィーを発表した福山幸夫先生。
福山先生は、2014年に享年86歳でご逝去されました。